昨年、あきさんに教えて貰いながら、初めて仕込んだ手前味噌

我が家はお味噌の消費量が多い方ではないので、

今年は作らなくても良いかな、と思っていたんですが。

なんだか急にムズムズしちゃいましてね。

仕込みました!手前味噌@2017!!!




の前に。



手前味噌@2016の完成形を記録してなかったことに、今気付いたわ。

昨年、あきさん指導のもと、まるこさんと共に、

途中お酒なんか飲みながら、初めて仕込んだ手前味噌@2016。

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     /完成!\

去年の2月上旬に仕込んだ手前味噌。

仕込んで2~3カ月は全く変化しなくてね。

それでも梅雨前、気温が上がってきた頃から一気に熟成が進んで。

秋くらいから、普通に使ってます。

最初はトゲトゲしかった塩味も随分と和らいで。

お味噌汁には漉さずに入れて、麹も大豆も残さず食べます。

だって美味しいんだもん。←まさに手前味噌。

一緒に仕込んだまるこさんから頂いた、その名も『まるこ味噌』。

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大豆・麹・塩、同じ材料しか使ってないのにね。

こんなにも色の差があります。

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塩分濃度も同じはずなのに、ram味噌の方が辛いです。

大豆や麹の種類、作り手、作る量なんかでも変わるんだろうね。

ホント、面白いものです。

と、手前味噌@2016についてはこれくらいにして。



いよいよ。



手前味噌@2017、仕込みです。

一度作った余裕からか、色々チャレンジしてみたくなりまして。

種類の違う大豆で、作り比べ、食べ比べ、をしようと。

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『タマフクラ』と言う大豆と。

『つるの子』と言う大豆で作ってみることに。

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更に麹も。

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普通の米麹ち、発芽玄米こうじなるもので、作り比べ。

素人のくせに、色々試したくなる、悪い癖が出てますよ。

何はともあれ、大豆をお水に入れて、一晩以上給水させます。

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途中で2~3回、お水を変えて、30時間以上給水させました。

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しっかり水を吸って、2倍くらいの大きさになりましたよ。

割ってみて、芯が残ってなければOK。

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で、去年はまるこさんの圧力鍋をお借りして、

シュンシュンシュン!と速攻で炊きあがったんですが。

我が家の圧力鍋は随分昔に兄宅へお嫁に出したのでね。

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今年はストウブで炊きました。

色々なお味噌の作り方のサイトを見ると、普通のお鍋だと

炊き上がりまで3~4時間掛かる、とあったんですが。

そこはストウブ、熱伝導が違いますからね。

沸騰するまで蓋をして強火で炊いて、一度灰汁をすくったら、

弱火にして蓋してコトコト。

途中何度か蓋を開けてみて、灰汁が出てたら取り除いて。

1時間程で、指で簡単につぶれるくらいに炊き上がりました。

炊き上がった豆は、袋に入れて、手や足で潰すんですが。

私は手っ取り早く、フープロでばいーーーん。

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(注:この写真の豆は大豆ではなく、緑色のひたし豆です。)

煮汁を入れてかたさを調整しながら、ペースト状にして。

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この後、麹&塩と混ぜるので、ちょっとゆるい?くらいの感じに。

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予めしっかり合わせておいた麹&塩とまぜまぜして。



仕込み完了。


大豆2種類の他、家にあったひたし豆と金時豆でも仕込みました。

ホントね、調子に乗って仕込み過ぎ。←結局豆800g分仕込んだ。

予定以上に仕込んでしまって、さて、容器はどうしましょ・・・

去年は家にあったタッパーに入れて、熟成させたんですが。

普段から作り置きや常備菜をあまり作らない我が家、

タッパーなんて、そんなにないんだよね・・・

と、言うことで。

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     /ジップロック!\

今年はジップロック仕込みにしましたよ。

私が使ったのは、ジップロックのLサイズ。

仕込み終えた味噌たちをジップロックに詰めて。

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空気をしっかり抜いて、口を閉じて。

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豆と麹の種類を付箋にメモしてペタリ。

チーム大豆は、つるの子×米麹、タマフクラ×玄米こうじ、

タマフクラ×米麹、の3種類。

そして変わり種、金時豆とひたし豆。

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今回は全て、塩分濃度12%で仕込みました。

で、その塩分濃度。

数学が得意な方なら、ちゃちゃっと計算しちゃうんでしょうが。

私・・・うん、自信ない、ってことで。

こちらのサイトにお世話になりました。

マルカワみそさんのサイト内、重量を計算してくれる便利なヤツ。

好みの味(甘口・中辛・辛口)を選んで、出来上がり量から

逆算して材料を割り出してくれるものもありましたが。

私は『豆200g:麹400g』と決めていたので。


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こちらの量と塩分濃度から割り出してくれるものを利用。



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こんな風に入力すると。


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塩をどのくらい混ぜるか、サクッと解決してくれます。

想像以上に塩の量が少ない気がしないでもないんですが。

(塩分量が少ないと、腐る確率が上がっちゃうのでね。)

今年はこれを信じて、仕込みました。

こうしてジップロックで仕込まれた味噌たちは。

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邪魔にならないようにバックに入れて、北部屋(荷物部屋)へ。

美味しく熟成してくれるよう祈りながら、完成を待ちます。




味噌作り、と聞くと。

なんだか面倒臭そうだったり、道具の準備が大変そうだったり。

美味しく出来るか、そして消費出来るか、が心配だったりしますが。

作業工程自体はこれと言って難しいことはなく、混ぜたらほったらかし。

少量の豆でもOK、ジップロックでOK、ってなると、

めっちゃハードルが低くなります。

作ってみたいけど・・・と躊躇している方、ジップロック仕込み、


オススメです!


ま・・・成功するかどうかは、まだ分かりませんけどね。








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手前味噌@2017 覚書

・つるの子200g(浸水30時間、弱火60分)・米麹400g・塩115g

・タマフクラ130g(浸水30時間、弱火60分)・玄米こうじ260g・塩74g

・タマフクラ70g(浸水30時間、弱火60分)・米麹140g・塩40g

・金時豆(浸水12時間、弱火80分)・米麹400g・塩115g

・ひたし豆(浸水6時間、弱火80分)・米麹400g・塩115g












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