新米の季節になり、私の実家:新潟から新米が届きました。
実家は農家ではないですが、親戚は田畑を持っていたり、
美味しいお米を作っている農家さんのお友達もいたり、と。
お米くらいはいつでも送るから、と言ってくれる両親に感謝です。
お米は精米したものではなく、玄米で送ってもらっていて、
炊く度、家庭用精米機で精米してますよ。
で、先日。
丁度新米が届いたタイミングで義実家へ行く用事があったので、
お裾分けと思って、2合×7回、精米したんですよ。
そしたらね。
/米ぬか、大量。\
当然、大量の米ぬかが出るわけで。
それが甘い香りで、なんだかすっごく美味しそうなんだよね。
捨てるのがもったいなくて、何かできないかな、と思って。←貧乏性。
・・・そうだ、ぬか漬け!
実は私、ぬか漬けってイマイチ好きじゃなくて。
過去一度もぬか漬けを漬けたこともなければ、漬けたいと思ったこともなく。
母もぬか漬けはお好みではないらしく、実家でもぬか漬けって出てこなくて。
居酒屋さんで食べる以外、ご縁のないものだったんだよね。
でもこの、甘く香る米ぬかを見てたらね。なんだか。魔が差したって言うか。
ぬか床、作ろう!
ぬか漬け素人の分際で、ぬか床から作ると言う暴挙に出たんですよ。
さっそくグーグル先生にお伺いを立てたところ、
米ぬかとお水1:1、塩は米ぬかの11~13%、とな。
ほうほう、なるほど。
米ぬかを量ったら300g(正確には298g)だったので、
塩39g(米ぬかの13%)と混ぜて、お水も入れて捏ね捏ね、混ぜ混ぜ。
昆布と鷹の爪2本入れて、準備完了。
あらやだ、簡単。
野菜の端っこなんかを入れて、『捨て漬け』となるものをするらしく。
キャベツの芯・大根の皮・人参のヘタを用意。
ぬか漬けと言えば野田琺瑯、と思ったけど、当然我が家にはなく。
使用頻度の低い、ストウブ16をぬか漬け容器に任命。
本来、鉄鍋はぬか漬けの容器としては向いてないけども(塩が入っているので鉄が錆びる)
ストウブはエマイユ加工が施されているため、錆びる心配なし。多分。
今のところ錆びてない。
表面をならして、蓋をして、北部屋に置くことに。
朝晩、1日2回、底からしっかり混ぜて。
手に付いたぬかをぺろっと味見して、発酵度合いを確認するも。
そもそも、私、ぬか床見たことも触ったこともない・・・
完成が分からない。
若干絶望していたところ、奇しくも先日遊びに来てくれたお友達が
ぬか漬けマスターで。
状態を見て貰って、もう漬け始めて大丈夫だよ、と。
わーい、わーい。
マイぬか床、無事完成!
愛おしいぜ。
スタートから10日、毎日混ぜて、嗅いで、舐めて。
喜びひとしお。
途中で2回入れ替えた捨て漬け野菜達。
試しに食べてみたら、すんごいしょっぱかった・・・
改めまして、初漬けはやっぱり胡瓜でしょ。
板ずりした胡瓜を半分にカットして投入!
ストウブ16に1本まるごとは無理だったのでね。
どのくらいの時間漬けたら良いのか分からなかったので、
11時に投入して、18時に出しましたよ。
そして食卓へ。
ぬか床から作った初ぬか漬け。
お味の程は・・・
普通に美味しい漬物。
まだぬか漬け特有の発酵臭は薄く、ほんのり香る程度。
でも美味しい漬物にはなりました。
ぬか漬け、イマイチ好きじゃなかったのに、自分で1から作ったと思うと
感慨深すぎて、ぬか漬け大好き!って気持ちになるわー。←単純。
漬けていく過程でどんどん変化していくらしいので、
腐らせないように、大事に大事に育てていきたいと思います。
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今日は蕪を漬けてみよう。
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